ベンチワークは魅力の1つ

ボールが4つ

打って、走って、投げて、守って。野球の醍醐味は試合中の随所にちりばめられています。

ピッチャーとバッターによる真剣勝負はときには、試合の勝敗を一旦横に置いておいて、力と力のぶつかり合いをお互いに望むこともあります。たくさんの魅力が詰まった野球ですが、ベンチワークもまた、見所の1つです。

監督から出されるサインはその代表的な仕事です。野球には攻撃側が塁に走者を置いた場合など、様々なケースが発生します。その都度使える作戦にはものすごい量があり、その中から取捨選択をしてベストなチョイスをするのが監督の腕の見せ所です。ベンチワーク1つで試合の流れがカラッと変わったり、チームを勢いづかせたりすることもできるため、野球のコーチや監督には、たくさんの経験とノウハウが必須です。

グラウンドの中だけに目を向けるのではなく、ベンチがどのような動きをしているのか、次の作戦をどう考えているのか、ピッチャーの起用法や野手の守備位置の指示等、グラウンド外にもたくさんの野球の魅力が詰まっています。