野球エリートが集まる名門校

スーパープレイヤー

毎年8月になると、甲子園球場で行われる高校野球の全国大会に日本中の視線が注がれます。兵庫県西宮市にある甲子園球場は、全国10万人以上の高校球児たちが目指す聖地であり、プロ野球のスカウトたちも集結しており、将来を似合う意味で重要な場所になっています。

そんな中、甲子園に出場するのは高校野球の名門校と呼ばれるチームが多くなっており、その多くは私立高校で、地元の高校生は少なく、全国各地から野球エリートが集められたチームになっているケースが少なくありません。甲子園に出場することで、高校の知名度が上がり、志望者の増加が見込まれることから、野球部の強化には学校を上げての応援が繰り広げられています。

名門校の高校球児たちは、ナイター設備が整った施設で早朝練習や夜遅くまでの練習を行っており、さながらプロ野球予備校のような様相を呈しているところも珍しくありません。丸刈りの高校球児がいまだに多いのは、頭を涼しく保つという意味とチームとしての統一感を出すためであると言われています。

サッカー・Jリーグのような下部組織を持たない日本のプロ野球にとって、高校野球の名門校は有望な選手たちを育成する場所として重要な存在になっています。

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